8月4日生まれの女優7人:監督になった人と、4つの名前
はじめての人へ
8月4日が誕生日の女優を調べたところ、7人が見つかりました。
全体集計で出した1日あたりの平均は9.8人なので、やや少なめの日です。ただし中身は濃い。
- 女優からAV監督になった人がいます
- 名前を4つ使い分けた人がいます
- デビュー年は2001年から2021年まで。20年の開きがあります
- そして昨日の記事に続き、また新宿ニューアートが出てきます
この記事では7人それぞれの経歴を整理します。容姿の評価はしません。 公開されている職業上の記録だけを扱います。
出典はすべて日本語版Wikipediaです。各項目の末尾にリンクを置いています。現役の方は公式SNSも掲載しました。
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一覧:デビュー年順
| デビュー | 名前 | 生まれ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2001年 | 木下いつき | 1983年 | のちにAV監督 |
| 2001年11月 | 倉田和来 | 1980年 | レンタル→セルの二段デビュー |
| 2006年 | 桜庭ハル | 1986年 | 名義が4つ |
| 2006年10月 | 夕日ちづる | 1984年 | テレビ番組からの転身 |
| 2007年 | 吉岡奈々子 | 1973年 | 3ヶ月で100本 |
| 2013年 | 千乃あずみ | 1993年 | teamZERO専属 |
| 2021年 | 本田瞳 | 1992年 | ランキング1位の記録あり |
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2001年デビュー:木下いつき(1983年生まれ)
2001年にデビューした、コスプレを看板にした女優です。一時期ソフト・オン・デマンドの専属でした。
この人の経歴で目を引くのは、その後です。専属契約の終了後、ディープスの社員監督になっています。 2003年1月の作品には「初監督作品」の記録が残っており、引退後にも監督名義の作品があります。女優から監督へ、それも社員として移った例は、この連載でも初めて出てきました。
もうひとつ。2010年公開の映画「名前のない女たち」の主人公・桜沢ルルのモデルになっています。
デビュー同期には堤さやか、桃井望、黒沢愛といった人気女優がひしめいていました。その中で、キャラクター性で自分を売り出す道を選び、のちの取材でそのキャラクターは演じていたものだったと明かしています。作られた個性だと本人が言えるのは、仕事として演じ切った人だけです。
2003年に引退されています。これ以上は追いません。
単独出演の作品が確認できないため、ジャケット画像付きのギャラリーは表示していません。
(出典:Wikipedia「木下いつき」)
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2001年11月デビュー:倉田和来(1980年生まれ)
東京都出身。2001年11月、『プリティワイフ15』でトライハートよりデビューしました。
そして2002年1月、『ドリームシャワー』でワープエンタテインメントよりセルデビュー。
「デビュー」が2回あるのを不思議に思われるかもしれません。当時はレンタルビデオとセルDVDが別の市場で、それぞれにデビューという概念がありました。記録に「セルデビュー」という言葉が残っていること自体が、2000年代初頭の流通の形を伝えています。
Wikipediaに残る作品記録は2002年まで。すでに引退されています。一昨日の記事でも書いたとおり、2000年代前半の記録はどうしても薄くなります。当時の記録源はメーカーの告知と雑誌で、それらはネットに残りにくいものでした。
(出典:Wikipedia「倉田和来」)
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2006年デビュー:桜庭ハル(1986年生まれ)
この人の記録は、名前の変遷がそのまま年表になります。
| 年 | 出来事 | 名義 |
|---|---|---|
| 2006年 | デビュー | 飯島夏希 |
| 2008年6月20日 | 公式ブログで引退を発表 | — |
| 2009年 | 復帰 | 桜庭ハル |
| 2010年11月6日 | ブログで改名を発表 | HAL |
| (時期不詳) | 併用 | 杏樹 |
| 2013年1月1日 | ブログで引退を発表 | — |
4つの名前を使った女優です。デビュー時は「キカタン」=企画単体女優と記録されています。専属のように1社と契約するのではなく、単体で名前を張りながら各社の企画作品に出る立ち位置で、2000年代後半に定着した言葉です。
注目したいのは、引退も復帰も改名も、告知がすべてブログだという点です。昨日の記事で「引退告知の場が公式サイトからブログへ移った」と書きましたが、この人は2008年・2010年・2013年と、キャリアの節目を全部自分のブログで発表しています。2000年代後半のデビュー組から、告知の主導権が本人側に移ったことがよく分かります。
2013年に引退されています。これ以上は追いません。引退されているため、公式SNSも掲載していません。
(出典:Wikipedia「桜庭ハル」)
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2006年10月デビュー:夕日ちづる(1984年生まれ)
東京都出身。テレビ東京系列の番組「萌えてムーチョ!」に出演したのち、2006年10月にマキシングと専属契約を結んでデビューしました。テレビ番組からの転身です。
そして作品リストを眺めると、面白い規則が見つかります。
- 人形小箱(2006年10月16日)
- 美少女 口内射精(2006年11月16日)
- 制服☆天国(2006年12月16日)
- コスミックモード 02(2007年1月16日)
Wikipediaに残る8作品、発売日がすべて「16日」です。専属女優の作品は毎月決まった日に出す——メーカーの発売サイクルという業界の仕組みが、日付の並びだけで見えてきます。
記録は2007年7月の『夕日ちづる JUKEBOX 1st.』で止まっています。消息は追いません。
(出典:Wikipedia「夕日ちづる」)
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2007年デビュー:吉岡奈々子(1973年生まれ)
今回の7人で最年長。そしてこの連載で何度も出てくるパターンの「全部乗せ」のような経歴です。
2007年、30代半ばで熟女系の女優としてデビュー。デビュー前は新宿でポールダンサーをしていました。2008年11月の作品から「吉岡奈々子」の名義で活動しています。
数字が並外れています。2009年には3ヶ月間で100本のDVDをリリースしたと記録されています。オムニバス作品を多く含むとはいえ、この刊行ペースは尋常ではありません。2011年の引退までの出演は約300本以上。
そして2010年8月、新宿ニューアートにストリッパーとして出演しています。昨日の記事で風谷音緒さん・横須賀ねねさんが2010年1月に立った、あの劇場です。この連載を日付順に読んでいるだけで、同じ劇場の名前に3日連続で出会うことになりました。2010年前後のAVとストリップの近さは、もう偶然とは言えない気がします。
2011年に引退したあとは、Vシネマ・映画・テレビ・ラジオとマルチに活動。映画『闇金ウシジマくん』(2016年)への出演記録もあります。そして2016年12月11日、AVに復帰。近年もラジオパーソナリティ(2023年5月〜2024年2月)の記録が残っており、活動は現在も続いています。
公式SNS:X(旧Twitter)/ブログ(Ameba)
(出典:Wikipedia「吉岡奈々子」)
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2013年デビュー:千乃あずみ(1993年生まれ)
広島県出身。2013年10月、teamZEROの専属女優としてデビューしました。趣味・特技は犬と遊ぶことと料理と記録されています。
デビューから1年間は毎月13日にteamZEROから作品が出ており、ここでも専属の発売サイクルが確認できます(夕日ちづるさんの「16日」と同じ仕組みです)。専属期間を終えた2014年10月以降は各社の作品に出演し、記録は2016年まで残っています。
テレビ東京の『旅ヌード』(2013年)への出演記録もあります。
公式SNS:X(旧Twitter)
(出典:Wikipedia「千乃あずみ」)
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2021年デビュー:本田瞳(1992年生まれ)
今回の7人で最も新しいデビューです。関西出身。2021年1月、マドンナの専属女優としてデビューしました。
2022年4月2日、公式Xで専属を離れて企画単体女優になることを自分で報告しています。桜庭ハルさんの項で「キカタン」という言葉に触れましたが、その立ち位置は2020年代も続いています。そして告知の場は、ブログからSNSへ移りました。木下いつきさんの2003年から数えて、告知の場は「メーカー→ブログ→SNS」と20年かけて移り変わってきたことになります。
記録として面白いのは2023年12月です。同年9月に発売されたシリーズ総集編作品が、12月4日週のFANZA動画フロアランキングで1位に急上昇したと記録されています。発売から3ヶ月後の逆転劇で、配信時代ならではの動き方です。
同じ事務所の石原希望さんとの交流も記録されています。事務所に入る前から一方的にファンで、対面を果たしたのちは、本田さんのほうが年上でありながら「うちの瞳」と後輩として可愛がられているそうです。
公式SNS:X(旧Twitter)
(出典:Wikipedia「本田瞳」)
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まとめ:20年ぶんのデビューが並んだ日
7人を並べて見えたものを整理します。
- デビュー年の幅が20年(2001〜2021年)。おかげで、レンタル→セルの二段デビュー(倉田さん)、キカタン(桜庭さん)、配信ランキングの逆転劇(本田さん)と、各時代の流通の形が1記事に揃いました
- 節目の告知の場が「メーカー→ブログ→SNS」と移ったことが、7人の記録だけで追えます
- 新宿ニューアート、3日連続の登場。2010年前後のAVとストリップの近さは、この連載の発見のひとつです
- 女優から社員監督へ進んだ木下いつきさんのような、次の仕事へ地続きで移った例も残っています
明日8月5日も、その日が誕生日の女優を調べます。
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この連載について
AV女優3,580人の誕生日を数えた独自集計をもとに、毎日その日が誕生日の女優を紹介しています。記述はすべて日本語版Wikipediaを出典とし、公開されている職業上の記録のみを扱います。誤りのご指摘はお問い合わせからお願いします。
















