8月10日生まれの女優16人:聖母と、キカタンの立役者
女優・作品を知る
8月10日が誕生日の女優を調べたところ、16人が見つかりました。ぞろ目の8月8日(36人)に次ぐ、この連載2番目の人数です。
そして今日は、人数より顔ぶれです。
- 「AV界の聖母」の異名を持つ人と、キカタン(企画単体)女優の地位を変えた立役者が、同じ8月10日生まれです
- 37歳でデビューし、新宿歌舞伎町で自分のバーを経営している現役の人がいます
- 昨日に続いて、名前を変えた記録のある人が3人います
- デビュー年は1989年から2020年まで、31年幅です
この記事では16人それぞれの経歴を整理します。人数が多いため、記録の薄い方は短くまとめますが、全員を載せます。容姿の評価はしません。 公開されている職業上の記録だけを扱います。
出典はすべて日本語版Wikipediaです。各項目の末尾にリンクを置いています。現役の方は公式SNSも掲載しました。
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一覧:デビュー年順
| デビュー | 名前 | 生まれ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1989年 | 冴木みちる | 1970年 | 今回最古・37年前 |
| 1993年 | 松本コンチータ | 1973年 | 芸名は松本人志由来 |
| 1998年 | 舞田奈美 | 1978年 | 年間売上3位の記録 |
| 2000年 | 宮澤ゆうな | 1980年 | たけし番組レギュラー |
| 2002年 | 小野茜 | 1983年 | 劇場で引退公演 |
| 2003年 | めろん | 1982年 | 記録は2年分 |
| 2003年 | 桃乃かおり | 1983年 | 別名義で期間限定復活 |
| 2008年 | 小桜沙樹 | 1988年 | デビュー翌年に改名 |
| 2008年 | 成瀬心美 | 1989年 | キカタンの立役者 |
| 2011年 | 坂野由梨 | 1989年 | 記録は1年分 |
| 2012年 | 藤澤美羽 | 1991年 | プレステージから |
| 2013年 | 白石茉莉奈 | 1986年 | 「AV界の聖母」 |
| 2013年 | 峰岸ふじこ | 1976年 | 37歳デビュー・現役 |
| 2016年 | 黒木いくみ | 1992年 | 看護師から・名義3つ |
| 2018年 | 山井すず | 1997年 | ユニット活動も |
| 2020年 | 月島かのん | 2000年 | 今回最年少・活動3ヶ月 |
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1989〜1998年デビューの3人
冴木みちるさん(1970年生まれ)は1989年デビュー。今回最古、37年前です。「80年代後半を代表するAV女優」と記録されており、出演記録は1993年まで残っています。すでに引退されています。(出典:Wikipedia「冴木みちる」)
松本コンチータさん(1973年生まれ)は、今回いちばん記録が賑やかな方です。青森県出身。1993年12月にデビューしましたが、その直前、フジテレビの特番でダウンタウンのコーナーに出演し、松本人志さんに「松本」姓を使う許可をもらった——芸名の姓の由来がテレビ番組の記録として残っています。「世界マラナメ教教祖」を自称してテレビ深夜番組で人気となり、1994年にはNHK教育の番組への出演が収録後に突然キャンセルされて話題になった、という記録まであります。引退作はベテラン監督を自ら逆指名。AV引退後は「マルチ・エロ・アーティスト」として映画・音楽・イベントへ活動を広げました。ポール牧さんとの連名シングルまで出しています。90年代のAVとテレビの距離の近さが、この人の記録には全部詰まっています。
単独出演の作品が確認できないため、ジャケット画像付きのギャラリーは表示していません。
(出典:Wikipedia「松本コンチータ」)
舞田奈美さん(1978年生まれ)は神奈川県出身。1998年2月にデビューし、同年の出演作がメーカーの年間売り上げ3位になった記録があります。翌1999年に引退。活動は約2年でした。
単独出演の作品が確認できないため、ジャケット画像付きのギャラリーは表示していません。
(出典:Wikipedia「舞田奈美」)
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2000〜2003年デビューの4人
宮澤ゆうなさん(1980年生まれ)は北海道出身。AVデビューは2000年1月ですが、前史があります。1998年にパラダイステレビの「パラダイスガールズ」に起用され、1990年代にフジテレビ系『足立区のたけし、世界の北野』にレギュラー出演していました。デビュー後は約1年のアイドル路線を経てインディーズに転身し、2008年ごろまでの出演記録が残っています。
単独出演の作品が確認できないため、ジャケット画像付きのギャラリーは表示していません。
(出典:Wikipedia「宮澤ゆうな」)
小野茜さん(1983年生まれ)は東京都出身。2002年にAVデビューし、2003年からはストリッパーとしても活動。以降はストリップが活動の中心になり、2006年12月15日、川崎ロック座での公演をもってストリッパーを引退しました。8月6日の星咲なな子さんと同じ劇場です。この連載で繰り返し出てくるAVとストリップの往来ですが、「劇場での引退公演」まで日付入りで記録が残っているのは初めてです。なお、同名のタレントさんとは別人と明記されています。
(出典:Wikipedia「小野茜」)
めろんさん(1982年生まれ)は東京都出身。2003年から翌年にかけて、ハード系の企画作品を中心とした出演記録が残っています。Wikipedia本文は454字で、今回最短です。
(出典:Wikipedia「めろん」)
桃乃かおりさん(1983年生まれ)は2003年にデビューし、同じ年に引退。ところが2005年、「葵みんと」という別名義で期間限定復活した記録があります。今日の「名前を変えた人」ひとり目です。同名の女優さんがいることも本文に注記されています。
(出典:Wikipedia「桃乃かおり」)
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2008年デビューの2人:改名した人と、立役者
小桜沙樹さん(1988年生まれ)は岩手県出身。2008年2月、「茅ヶ崎リサ」名義でKUKIから専属デビューし、2009年6月に小桜沙樹へ改名しました。「名前を変えた人」ふたり目。昨日の明望萌衣さんと同じ、節目で名前を切り替える形です。出演記録は2012年まで残っています。
(出典:Wikipedia「小桜沙樹」)
そして成瀬心美さん(1989年生まれ)。福岡県出身。2008年末に素人系企画作品でデビューし(最初に撮影した作品の発売は2009年1月1日)、キカタン(企画単体)女優として活動を始めました。
この方の記録は、キカタン女優の歴史そのものです。2012年、スカパー!アダルト放送大賞で女優賞を受賞——それまでメーカー専属の単体女優しか受賞できなかった賞を、企画・キカタン女優が受賞した初の快挙と明記されています。同年、キカタンから宇宙企画の専属へ移り、「キカタンから専属への流れを定着させた先駆者」とも書かれています。キカタンでもトップになれる——それを記録で証明した人です。
2013年、多忙による体調不良で休養に入り、のちに自身で「燃え尽き症候群」と表現しています。2014年以降はAVを引退してタレント・歌手として活動し、2014年結成のロックバンド「mezcolanza」は2024年に結成10周年を迎え、2026年のライブ予定まで記録に残っています。誕生日にも記録があります。デビュー当初のプロフィールは生年月日が別の日付でしたが、引退後の2014年に「1989年8月10日」へ正式訂正されました。本人がブログで本当の誕生日を公言し続けた結果です。この連載としては、記録が本人の申告で直った貴重な例として書き留めておきます。
(出典:Wikipedia「成瀬心美」)
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2011年・2012年デビューの2人
坂野由梨さん(1989年生まれ)は2011年3月1日にデビュー。趣味・特技はゴルフ。出演記録は2011年の1年分に集中しています。
(出典:Wikipedia「坂野由梨」)
藤澤美羽さん(1991年生まれ)は東京都出身。2012年1月にプレステージからデビューし、2013年までの出演記録が残っています。サンテレビの番組への出演記録もあります。
(出典:Wikipedia「藤澤美羽」)
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まずは実際のサンプル動画を見てみましょう。すべてDUGA公式が提供する購入前確認用の動画です。
2013年デビュー:白石茉莉奈(1986年生まれ)
今回の16人で最も記録が濃い方です(Wikipedia本文16,076字・この連載でも最長級)。東京都出身。ジュニアタレントとしてCMやティーン誌で活動したのち、2013年6月、SODクリエイトからデビューしました。既婚で1児の母であることを公表しての、いわゆる「ママドル」としてのデビューです。
受賞記録が並びます。2013年SOD大賞で一万本越え賞と優秀女優賞をW受賞、2014年スカパー!新人女優賞、DMMアワード最優秀新人賞、2015年優秀女優賞。2014年にはセガのゲーム『龍が如く0』の出演権をかけた人気投票で107,058票を集めて出演権を獲得しています。2015年からは「恵比寿★マスカッツ」のメンバーとして音楽活動も行い、2018年にはソロでTOKYO IDOL FESTIVALに出演——8月6日・8月7日の記事に続いて、このフェスの名前が3回目の登場です。
ファンや関係者への対応から「AV界の聖母」の異名を持つと記録されています。2020年からはマドンナ専属となり、トレカ・カレンダー・フィギュアまで製品化され、デビュー12年を超えた現在も現役です。2024年には評論で「熟女賞」に選出され、キャリアの段階がそのまま記録に刻まれ続けています。
公式SNS:X(旧Twitter)/Instagram/YouTube
(出典:Wikipedia「白石茉莉奈」)
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2013年デビュー:峰岸ふじこ(1976年生まれ)
白石さんと同じ2013年、37歳での事務所入社が記録の始まりです。趣味は犬と遊ぶこと、特技は料理。
昨日の京野美麗さん(40歳デビュー)に続いて、2日連続で「30代後半以降の入口」が出ました。そしてこの方の現在がユニークです。新宿歌舞伎町で自身が経営するバー「峰岸ふじこの店」が、公式リンクとして記録されています。女優とバー経営の二足のわらじで、出演記録も2024年まで続く現役です。
公式SNS:X(旧Twitter)/Instagram
(出典:Wikipedia「峰岸ふじこ」)
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2016年デビュー:黒木いくみ(1992年生まれ)
北陸地方出身。AV出演前は看護師をしていたと記録されています。2016年に「あさひ奈々」名義でデビューしたものの直後に活動を休止し、事務所を移って「黒木いくみ」として再出発。2017年から本格的に活動を再開し、2019年3月にAVを卒業しました。
その後、「黒居ろく」へ改名し、撮影会モデルやコスプレモデル、ゲーム実況などフリーランスの活動へ移った記録が残っています。あさひ奈々→黒木いくみ→黒居ろく——名義3つは今日の「名前を変えた人」の3人目で、キャリアの段階ごとに名前が切り替わっていく形です。
(出典:Wikipedia「黒木いくみ」)
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2018年・2020年デビューの2人
山井すずさん(1997年生まれ)は2018年1月にデビュー。2019年には他の女優2人と3人ユニット「リリカルプラネット」を結成し、秋葉原でデビューライブを行った記録があります。2020年3月、ユニットと同時にAVを卒業しました。デビュー当初の目的は「お金」だったが、いつしか「記憶に残る存在になりたい」に変わった——本人の言葉が記録に残っています。
(出典:Wikipedia「山井すず」)
月島かのんさん(2000年生まれ)は今回の最年少で、この連載初の2000年代生まれです。2020年11月にエスワン専属としてデビューし、2021年2月発売の作品をもって引退。活動期間はおよそ3ヶ月でした。特技は身体が柔らかいこと。DUGAには現在配信中の作品がないため、この方は作品リンクがありません。すでに引退されています。これ以上は追いません。
(出典:Wikipedia「月島かのん」)
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まとめ:同じ誕生日に、歴史が2本
16人を並べて見えたことを整理します。
- 8月10日には「聖母」と「立役者」がいた。 白石茉莉奈さん(1986年・現役12年超)と成瀬心美さん(1989年・キカタン初の女優賞)。生まれた年は3年違い、同じ誕生日の2人が、2010年代のAV業界の別々の場所で歴史を作っていました
- 「30代後半以降の入口」が2日連続。 昨日の40歳(京野さん)に続き、今日は37歳(峰岸さん・現役、歌舞伎町でバー経営)。年齢の入口は思った以上に広く開いています
- 名前を変えた人が3人。 期間限定復活の別名義(桃乃さん)、デビュー翌年の改名(小桜さん)、キャリアの段階ごとの3名義(黒木さん)。昨日のまとめに書いた「名義はキャリアの節目を映す」が、1日で3例増えました
- デビュー幅は31年(1989〜2020年)。最古の冴木さんから最年少・2000年生まれの月島さんまで、ちょうど一世代分です
明日8月11日も、その日が誕生日の女優を調べます。
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この連載について
AV女優3,580人の誕生日を数えた独自集計をもとに、毎日その日が誕生日の女優を紹介しています。記述はすべて日本語版Wikipediaを出典とし、公開されている職業上の記録のみを扱います。誤りのご指摘はお問い合わせからお願いします。































